ブログ
-
1年に一度は…
今年も桜の季節がやってきました。
だんだん年をとってきて、1年に一度のことがとっても貴重に感じられる様になってきました。
夫は毎年桜を見ると、「あと何回桜が見られるかなぁとか、あと20回見られるかなぁ?」と呟きます。本当に綺麗な桜を元気に眺められるのは幸せなことだと実感します。
そして今日は5月5日 子どもの日
今 子育て真っ最中のお父さん、お母さんはとっても大変で、毎日子どもの世話や子どもの心配で、押しつぶされそうに感じることもいっぱいあることでしょう。でも、考えてみると、子どもの日を我が子と一緒にお祝いするのって、あと何回あるのでしょう?
今は18才で成人だそうで、
だとしたら、ぐーなっつに来ている子どもたちはあと10回くらいしか子どもの日を子どもとしてお祝いされないってことになってしまうのです。じゃあ今のうちにいっぱいお祝いして、祝福を伝えてあげましょうよ
伝えてあげたいメッセージは勿論
『君は愛されるために生まれた』ということ。『あなたは宝物だよ』ということ。『生まれてきてくれてありがとう』ということ。親から子へのメッセージは『I love you 』に尽きると思います。
『I love you 』は何度聞いても嬉しい言葉ですから。人は愛されると自分が大切な存在だと感じられる、つまり自己肯定感が高くなり、穏やかに過ごすことができるのだそうです。
年に一度の子どもの日に限らずいつでも、何度でも伝えておきましょう!
勿論子どもにだけじゃなく、ママからパパへ、パパからママへも言ってあげたほうがいいに決まっているけどね。
来週は母の日、まずはパパと子どもたちからママへ『I love you』よろしくね😊
-
2024年愛をもって
2024年がスタートしました。2023年はぐーなっつをオープンし、軌道に乗せるというのが大きな目標でした。みなさんに支えられてその目標は私達の想像以上のスピードで達成されています。
本当にありがとうございます。
さあ、それでは2024年の目標は?と考えていた時に、画像にあるこの言葉をドイツ人で大学の先生をしている“オラフ教授”から教えてもらいました。「全てのことを、愛をもって行いなさい」という意味です。
教授の話では、旧約聖書の時代のイスラエルでは、収穫の時、土地をもっている人は、畑でできた一番良い初物を神様に捧げるという細かい契約や決まり事が厳しく定められていました。
しかし、同時に、土地をもたない弱い人、貧しい人たちのためには、その人たちが畑に残された作物の落穂を拾って食べることができるように残しておいてあげなさいということも示されていたのだそうです。
一見矛盾する話ですが、そこに、寛容な神様の性質が現れているのだというのです。
オラフ教授によると、ルールをしっかり守って正しく物事を行いたいドイツ人の気質からすると、落穂を残しておくなどという曖昧なことは決してあり得ないのだそうです。しかし、それが「全てのことを、愛をもって行う」ということの現れなのだそうです。
この曖昧さがなければ、ミレーの名画『落ち穂拾い』も描かれることがなかったのかもしれません。
『愛をもって』ということでいうと、先日ぐーなっつの餅つきの為に会場を貸してくださったICF教会のジェリー牧師によると、『愛』には『喜び』がついてくるのだそうです。愛を示されると愛された方は嬉しく、喜びがあふれます。そしてそれを見ると、愛を示した方にも喜びがあるということでしょうか。
このお正月、ジェリー牧師は、愛を示すとどうなるか実験してみたそうです。毎日奥さんに「愛してるよ❣️」と言ったり、奥さんに親切にして一週間を過ごしたのです。(さすがアメリカ人!)
すると奥さんの方もいつにも増して、優しく、親切にしてくれたと言うことでした。(奥さんは一週間だけじゃなく、ずっと続けて!と言っていました)
まず最初に愛を示す、すると喜びと愛がセットになって返ってくるようです。
これはいい話ではないでしょうか?私も今年は、「全てのことを愛をもって行う」ということを目標にしてみようと思います。
決して見返りを期待してというわけではありませんよ!でもチャレンジしてみる価値はありそうです。(還暦を過ぎた日本人夫婦としては、毎日「愛してるよ!」と言い合うのは無理だと思うけど‼️⁉️)
ぐーなっつの子どもたちと保護者の皆さん、職員のことは愛してます💕
「全てのことを愛をもって行う」を目標に頑張ります。
今年もぐーなっつで楽しい時が過ごせますように! -
クリスマスプレゼントって?
街のあちこちでクリスマスキャロルが流れ、TVのコマーシャルが「クリスマスが今年もやって来る〜」と歌うのを聴くと、なんとなくウキウキ楽しい気分になってきますね。
「今年はサンタさんに〇〇貰おうかな」「パパがクリスマスプレゼントに△△買ってくれるって言ってた!」など、クリスマスといえばプレゼントというイメージですよね。
私も子どもの頃、サンタさんにママレンジをもらって、冬休み中ホットケーキを焼いていたものです。(ママレンジというおもちゃ知っているかな?知らない人はばあばに聞いてみてね。今思うとすごい画期的なおもちゃでしたよ。)
でもどうしてもクリスマスにはプレゼントを贈るようになったのでしょう?
ご存知のように、クリスマスはイエスキリストのお誕生日。ここからは私が小学生の頃に行っていた教会学校の牧師さんのお話。
「聖書には、キリストの誕生をお祝いして東の国の博士たちが、黄金などの素晴らしいプレゼントを持ってやってきたと書かれています。これがクリスマスプレゼントの始まり?
じゃあ誕生日プレゼントってこと?誕生日プレゼントなら誕生日じゃないのにプレゼントもらうのって変だよね!
いえいえ実はもっと前にプレゼントがあるのです。それはね〜
神様が全世界の人々に神様の愛を伝えるために、救い主イエスキリストをプレゼントしてくれたということ。それがクリスマスプレゼントの始まり!
だから世界中の人たちがクリスマスにはプレゼント贈りあってお互いの愛を伝えるのです。」ということです。
確かにプレゼントって贈る人も貰う人もHappyな気持ちになりますよね。今の世の中、物を送ることだけがプレゼントじゃないと思うけど、愛を伝え合うってことはいつでもやっていきたいことですね。今年のクリスマスはたっぷり愛を伝え合うクリスマスにしましょう!
-
お団子とお月様
息子が2歳半くらいだったでしょうか。
十五夜の日、保育園の帰りに大きなお月様が出ているのが見えました。息子の手を引きながら、「今日はまんまるお月様の日だね。おうちに帰ったらお団子作ってお月見しようね!」
と話しながら帰り、張り切ってかぼちゃ入りのまんまるな白玉団子を作りました。夜、2歳の息子と、4歳の娘と3人で満月を見ながら「お月様にはウサギさんがいてお餅つきをしているんだって。」などと話しながら、お団子を食べて、
「子どもたちとゆっくりお話ししながらこんな優雅なお月見ができるなんてしあわせだわ!」としみじみ感じていました。
ところが・・・そんなしみじみは・・・甘かった!
お月様は、毎月毎月まんまるになるのです。
保育園の帰り、まん丸になったお月様を見つけるたびに、「ママ、今日はお月様まんまるだね!お団子作って食べようね!」とキラキラおめめデ言われるようになったのです。というわけで・・・それからしばらくは、我が家は毎月お月見でした。
十五夜になると思い出すかぼちゃ団子の思い出です。どおりで年男の息子は今でもお団子好きのようです!
-
人参が嫌いでどうしても食べたくない子にどうする?
大学で、特別支援教育の専門課程に入るための最終面接があった時のこと。
「どうしてこの学科に入りたいのか?」などありがちな質問がいくつかあった後、教授がこう質問した。「あなたは今、子どものためにご飯を作ってあげています。でも、子どもは人参が嫌いで、絶対に食べてくれません。あなたならこの子のために、どういう方法を考えますか?」
一瞬、いろいろな答えが頭の中を巡りました。
「すりおろしたり、みじん切りにしたりして、ハンバーグに混ぜたり、ケーキに入れたりして人参の姿を隠す?」
「甘く煮たり、カレーライスの中に入れて味がわからないようにする?」
でも、それじゃ人参嫌いの子にはすぐにバレちゃうかな?そもそもなんで人参を食べなきゃならないんだろう?
そんな考えが頭の中をグルグルしたのですが、思い切って別なことを言ってみました。
「人参と同じ栄養のある違うものを食べさせます。」そう、人参の主な栄養がカロテンならカボチャだっていいわけじゃない?そんな風に考えてみたのです。
この答えが正解だったのかどうかを教授は教えてはくれませんでしたが、私は無事その課程に入り、特別支援教育と出会うことになったのです。
今思うとどれでも正解だったような気もするし、どれも不正解で、現実はそんなに簡単ではないような気もします。だけど、1人1人の子どものために、これはどうかな?あれがいいかな?と一生懸命考えるということが、どの方法にするかよりもずっと大切なのではないでしょうか?
ちっちゃく切ってあげれば人参を食べられる子もいるかもしれないし、別なものを考えてあげなくてはならない子もいるかもしれません。
ぐーなっつでは、職員みんなで知恵を出し合って、1人1人の子にどういう方法で関わったらいいのかを一生懸命考えています。
これからもずっとそうしたいと願っています。
ちなみに人参が嫌いなうちの夫には今日はカボチャのお料理を用意しました。ちゃんと食べてくれるかな?
-
納豆か豆腐か!?
皆さんは納豆も豆腐も同じ大豆を原料にして作られていることをご存じでしょう。
どちらも大豆を柔らかくして作るのですが、納豆は大豆を粒のまんま生かし、豆腐は大豆をすりつぶしてきれいに形を整えて作ります。ところで、皆さんは、日本全国の幼稚園は、幼稚園教育要領に基づいて教育を行うことになっているということをご存じでしたか?
小学校の学習指導要領と同じく、「幼児期にはこういうことを育てましょう!」ということがしっかりと定められているのです。
私が幼稚園に勤め始めて数年の平成元年に、この幼稚園教育要領の改訂が行われました。
それまで以上に子どもたちの主体性が尊重され、自分で考えたり、決めたりすることや、友達と関わりながら遊びを進めることの大切さが強調されるようになったのです。その頃、学級担任だった私は学級だよりの名前を何にしようかと考えていました。
当時、(今もかな?)学級だよりはクラスの子どもたちの遊びや成長の様子を保護者の方に伝える大切なツール!一人一人がのびのびと自分らしく生活できるようなクラスがいいな!
自分のやりたいことや、自分の思いをちゃんと表すことができる子どもになってほしいな!
友達と一緒に遊ぶことが楽しくて仕方がない子に育ってほしいな!クラスの理想を考えながら学級だよりの名前を考えました。そして・・・
『ちびっこなっとう』に決定!一人一人の個性を生かし、子ども同士がねばねばと絡み合いながら、独特のおいしさを作り出していく納豆!すると・・・担任である私はさしずめ納豆菌?
若く、経験の浅かった私は、いい納豆菌になれたでしょうか?今、ぐーなっつに来る子どもたちは、本当に個性豊かなとびっきり大粒の大豆ちゃんたち!
集まっておいで!
経験を積んで、円熟味を増した納豆菌で、最高の発酵をお手伝いしましょう!
みなさん、おいしい納豆を作りましょう! -
餃子を作りながら考えたこと
今日夕食に餃子を作った。
野菜を切ってひき肉と混ぜ合わせ、ニンニクやショウガをこれでもか!というくらいみじん切りにしてたっぷり入れた。
ぐーなっつが始まって1か月、ちょっと疲れた体に刺激的なくらいにたっぷり。ついでにコチジャンと醬油もちょっと多めに入れて味をしっかりつけた。ビールによく合いそう!
餃子を包みながら考えた。
なんで餃子ってこんなにおいしいのだろう?餃子って好きな人は多いけど、絶対に嫌い!っていう人少ないんじゃないかな?
ひき肉だからかな?
野菜はにら、ネギ、キャベツ、白菜、なんでも会うよね。私はキノコやなすびを刻んで入れちゃうこともある。でも、エビ餃子っていうのもある!
それはそれでおいしい。
じゃあ皮がいいのかな?
あの丸い皮に包んだらなんでも餃子になっちゃう。そしてどんなものを包んでも間違いなくおいしい!肉やエビだけでなくチーズやトマトを包めばピザ風にもなる!
う~ん!
秘密はあの丸い皮かも!
そうだ!ぐーなっつも餃子の皮のような存在になりたい!
どんな子も、どんな大人も優しく包んでその中身の個性を最大限に引き出してあげられる!ぐーなっつに来た人みんな、絶対にあったかく包んであげる!
一緒においしい餃子になろう!